二足歩行の動物の膝の関節は、しっかりした関節ではなく、骨の上に骨がのっている不安定な関節です。
その不安定の関節を安定させているものは、筋肉、靭帯、半月板、膝蓋骨です。
膝の痛みの主な原因は、これらの関節を安定させている組織たちの炎症やバランス異常です。
【膝関節の働き】
靭帯:関節をしっかり支える添え木のような役割。
半月板:衝撃を吸収するクッションの役割。
筋肉:靭帯とともに関節を支える役割と正しい動きを保つ役割。
膝蓋骨(ひざのお皿):ひざを曲げ易くそして、スムーズにさせる役割。
怪我やくり返しの負荷で炎症が起これば、その部位が腫れたり熱を持ったりして痛みを誘発します。
バランス異常は、筋肉の使い方が変わってくると痛みを誘発します。
特に膝の内側の筋肉は衰えやすいです。
衰えてくると他の筋肉が代償といって代わりに余計働いてしまいます。
余計に働いた筋肉が疲れや痛みを出す場合もありますし、バランス異常から膝関節自体に負担が増えて痛みの誘発につながっている場合もあります。
また、膝関節は股関節や足の関節と連動して機能しています。
そのため膝の痛みへアプローチするには、股関節・足関節の下肢全体からバランス調整していく必要があるのです。
【施術方法】
膝関節のどの組織が痛みの原因なのかを鑑別し、
その組織に負担がかからないような施術をしていきます。
股関節、足関節、背骨といった身体全体のバランスを整えるようにしていきます。
他にも、電気治療や包帯などでの炎症ケアも行っています。
痛みの状態に対応したアプローチをしていきますのでご安心下さい。
お電話でのご予約・お問い合わせはこちら050-3695-8623営業時間 平日10:00~20:30
土日 9:00~18:00
定休日:水曜日、祝日